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運動は毎日やらないと意味が無い??
ダイエットや毎日の健康作りを目的として
「よし、運動をするぞ!!」
と決意している方も多いのではないでしょうか。私達が手掛けるジムのお客様から、たくさんいただくご質問の一つに
「運動はどのくらいの頻度で行えばいいの??」
があります。毎日?1日おき?週3回?
実はどれも正解で、運動をする目的によって異なるんです。
今回は、目的別にどれぐらいの頻度で、どのような運動をしたらいいのかをご説明したいと思います!
■運動の目的①:「健康維持」
(以下、WHOホームページより引用)
“WHO憲章では、その前文の中で「健康」について、次のように定義しています。
「Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. 」
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)“
そして、厚生労働省では
(以下、厚生労働省ホームページより引用)
“・・・・・・・運動習慣は頻度、時間、強度、期間の4要素から定義されるものであるが、国民栄養調査では運動習慣者を「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者」としており、男性の28.6%、女性の24.6%である(平成9年度国民栄養調査)。最近の運動習慣者の増加傾向から、この頻度を10%増加を目指す。強度としては、一般に中等度の運動が勧められる。自覚的には「息が少しはずむ」程度(具体的には「健康づくりのための運動所要量策定検討委員会報告(平成元年)」参照)である。・・・・・・・”
運動は毎日適度に行うのが理想ですが、私は、
・まずは週に2回、低強度の10~20分の有酸素運動
・まずは週に2回、各部位(理想は全身)において、10回~15回程度×2~3セットの「終了時に気持ちいい」と感じる筋力トレーニング
・運動前後のストレッチ
をお勧めすることが多いですね。
勿論、年齢や運動経験等、個々人によって内容は異なりますが。
そして人間は順応する生き物ですので、慣れてきたり、習慣化したら頻度と強度を徐々に上げることが大切です!
■運動の目的②:「ダイエット」
諸説ありますが、「健康」を損ねてしまうダイエットはお勧めできません。
「身体を引き締めたい!!」
「メリハリボディを手に入れたい!!」
と意気込み、健康を損ねてしまう方が後を絶たないからです。
ですので、あくまでも私の個人的な独断と偏見でお伝えさせていただきますね。
個人差はありますが、やはり週に2~3回の運動頻度が理想であると思います。
よく、
「有酸素運動は毎日やらないほうがいい!」
とか、
「筋力トレーニングは毎日行うと逆効果!?」
なんて言われているのを耳にされた事はありませんか??
まず有酸素運動についてですが、適度な強度であれば問題はないのですが、次の日に疲れが取れない・・・などのオーバーワーク気味になってしまう事がよくあります。
もし、オーバーワーク気味の有酸素運動を継続された場合、体重は減少しやすいのですが、筋肉量も減少してしまう・・・なんてことが。
当ブログでは何度もお伝えしている通り、筋肉量=基礎代謝量と比例する為、体重は減りますが、どんどん痩せにくく、太り易い体質に近付いてしまうんですよね。
筋肉量をたくさん減少させてしまうダイエットは、後に「リバウンド」を引き起こす可能性がとても高くなるんです。
そして続いては「筋力トレーニング」についてです。何と言っても、「筋力トレーニング」のポイントは
「回数」
「負荷」
「休息」
でしょうかね。
回数と負荷を気にする方は多いのですが、この「休息」を気にする人が、とても少ないのが現実です。
皆様は「超回復(ちょうかいふく)」という言葉はご存知でしょうか。
超回復とは、筋力トレーニング後に24~48時間くらいの休息(安静時)をとることにより、筋肉量がトレーニング前よりも増加することをいいます。
勿論、筋トレも何もしていない休息時には発達しませんよ!ここは誤解されない様に(笑)!
なので、
「筋力トレーニングは毎日行うと逆効果!?」
という言葉は、ここからきているのでしょうね。
これらを基に
・まずは週に2回、低強度の20~60分の有酸素運動
・まずは週に2回、各部位(理想は全身)において、10回~15回程度×2~3セットの「次の日、痛気持ちいい程度の筋肉痛が生じる」筋力トレーニング
・運動前後のストレッチ
をお勧めします!
■運動の目的③:「筋肉を付けたい!」
筋肉を付けるのであれば、やはり筋力トレーニングが第一であることは間違いありません。そして、負荷も低強度よりも高強度の方が効果は高まります。
ですが、高強度=高負荷になる為、怪我や慢性的な身体障害に繋がる可能性も高まる事になります。
ですので、
「毎回のトレーニングで神経を集中させること、そしてできるだけ全力を出しきること」
「その後は鍛えた部位をしっかり回復させること」
がポイントになります。ですので、これまでにお伝えした「健康維持」や「ダイエット」に比べ、運動の頻度は少なくなるでしょう。
また、過度な有酸素運動は筋肉量を減少させる事もある為、要注意ですね。
それらを踏まえ
・週に多くても3回、各部位(全身)において、8回~15回程度(最後の1回がキツイと感じる)×2~3セットの筋力トレーニング
・運動前後のストレッチ
をお勧めしています!
■まとめ
今回は運動の「頻度」についてお伝えしました。
ざっくりまとめると
・目的によって運動頻度は異なる
・何事も、継続と習慣化が必要
・何事も、やりすぎはよくない
ということになりますでしょうか。
是非頭の隅にでも入れておいてくださいね。
所沢の「スポーツクラブわらわら航空公園店」では、「楽しく、効果的に、効率的に」を継続的に♪をモットーに皆さまをお待ちしております。
健康が気になる!ダイエットをしたい!筋肉を付けたい!という人はぜひお越しくださいね。