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「女性は男性の約2倍!?便秘でお悩みのあなたへ」
日々、健康的な生活を送っているはずなのに、何日も出ない・・・・そんな便秘でお悩みの方は多いみたいですね。
私たちの運営しているスポーツクラブにおいても、たくさんの方が便秘の解消をしたいという理由でご入会されています。
厚生労働省では約470万人(日本人の約26人に1人)が便秘症であると発表していましたね。
そして、こうした「便秘」の悩みは女性の方が圧倒的に多く、男性のおよそ2倍という結果も。
なので今回は、便秘が女性に多い理由を踏まえながら、『便秘』についてお伝えさせていただきます。
■:「便秘って?便秘になる原因は?」
一般的には、3日以上便が出ない、もしくは1週間の排便回数が2回以下の方を便秘と言うみたいですね。
因みに、食べた物が便として排出されるまでに通る消化器官の長さは約9mもあるそうです。
その中でも腸は8m近くあるんだとか。
「腸」と言っても、小腸と大腸の2つがあります。
小腸は主に栄養素が消化吸収される器官で、大腸は主に消化されなかった食物から水分を吸収する器官として働き、便がつくられる仕組みとなります。
この腸に便が滞った状態が便秘であり、腸を常に便がスムーズに行き来できるような環境を整えなければなららないということですね。
スムーズに行き来できなくなる主な原因は
・運動不足
・野菜や果物をあまり食べない
・油っこい食事が多い
・1日3食摂らないことがある
・甘いものをよく食べる
・お酒を飲む機会が多い
・水分をあまりとらない
・睡眠不足
・ストレス過多
などが挙げられます。
■「こんなにあるの!?便秘の種類」
便秘には
・便が作られる過程や排便の仕組みに障害があって生じる「機能性便秘」
・腸そのものの病気などにより起こる「器質性便秘」
の2種類があるとされています。
更に、「機能性便秘」は
・一時的な「急性便秘」
・便秘の状態が日常的に続いている「慢性便秘」
・主に薬の副作用で起こる「医原性便秘」
の3つに分類され、女性に多い「慢性便秘」は更に更に
・大腸の筋力が低下して起こる「弛緩性便秘」
・自律神経の乱れにより、腸の運動が痙攣したようになる「痙攣性便秘」
・便が直腸まで運ばれているにも関わらず、便意が脳に伝わらないために起こる「直腸性便秘」
3つに分類されます!
「弛緩性便秘」は主に高齢者や出産回数の多い女性によくみられると言われており、「痙攣性便秘」は不規則な生活やストレスの多い方に多く、「直腸性便秘」は便を我慢し過ぎたり、浣腸を乱用したりすることが主な原因と言われております。
■便秘の解消方法はこれ!①「実は・・・筋トレなんです!!」
これをお読みいただいている皆様はきっと
「スポーツクラブのブログだから、すぐに筋トレに結び付ける・・・」
とお思いのことでしょう。
違うんです違うんです(汗)。
「腸」も筋肉であり、この腸の運動を活発にすることがとても便秘の解消・予防に大切なんです!
その腸の運動を活発にするには「いきむ」ことが必要です。
もっとも代表的な「弛緩性便秘」は、大腸の筋肉の低下により便秘が生じますし、腸の外側にある腹横筋や腹直筋などがスムーズな排便を促す役割を担ってくれています。
そんな筋力が弱まっているとしっかり「いきむ」ことができませんよね。
また、筋力トレーニングは自律神経を整えてくれるという研究結果もバンバン発表されています!
なので、「痙攣性便秘」や「直腸性便秘」にも効果抜群!と言うわけなんですね。
但し、筋力トレーニングは適切な頻度と回数が必要です。どんな筋力トレーニング方法でもOKと言うわけではありませんのでご注意くださいね。
■便秘の解消方法はこれ!②「これにも効く!?有酸素運動!」
これまで何度も登場しています「有酸素運動」。
ここでもまた
「スポーツジムのブログだからね・・・」などとは思わないでください(汗)!
実は、この有酸素運動も大変効果的であると言われています。
その理由として、有酸素運動は「副交感神経」が活発になるからです。
胃や腸など、消化器系は主に副交感神経によってコントロールされているそうです。
この副交感神経が活発になるという事は、胃や腸の動きも活発になるという事につながりますよね。
また、有酸素運動後はリラックス効果が高まることも判明されております。
幼少期、3時間目にプールの授業があると、給食後の5時間目は猛烈に睡魔が襲ってくるという経験がありませんか??
このリラックスした状態になる事も副交感神経の活動を促進し、腸に良い影響を及ぼすとされているみたいですね。
散歩やジョギング、サイクリングなどといった有酸素運動以外にも、ヨガやストレッチを行ってみたり、家事などでもリラックスした状態を意識的に作るようにしてみてはいかがでしょうか。
■便秘の解消方法はこれ!③「毎日の食生活を見直そう!」
便秘でお悩みの方にいくつかの質問をさせていただきます。
・1日3食、栄養の摂れた食事をしていますか?
・理想の水分補給(1日2ℓ)は行っていますか・
・毎日朝食はしっかり摂っていますか?
・食物繊維・乳酸菌は足りていますか?
・油っこい食べ物は極力控えていますか?
なかなか全て「YES!」という方はいらっしゃらないと思います。
ですが、1つでもNOがあると要注意です。
特に、朝食を抜いている方がとても多い。。。規則正しい食生活は、便秘改善には欠かせません。
そんな中、特にに朝食が便秘の改善・予防のキーワードといわれています。
朝食をしっかり摂ることで1日腸が活性化し、排便を促す作用があるみたいですね。
1日3食摂られていない方の多くは「朝食」を抜いてしまう傾向にありますからね。
私が皆様に1日3食、栄養バランスの摂れた食事をおススメする理由がここにあるんです!
また、油っこいお肉料理などは、腸内で悪玉菌を増やす働きをします。
意識的に野菜や果物、ヨーグルトなど(乳酸菌や食物繊維の豊富な食べ物)を一緒に食べることで、腸への悪影響を緩和して頂く事をおススメします。
■便秘の解消方法はこれ!④「あなたの生活習慣は腸にやさしい?」
便秘を促進させてしまう生活習慣は以外にもたくさんあります。
今すぐにでも出来る事として、
・便意をガマンしない!
・ストレスをためすぎない!
・十分な睡眠時間を!
・ダイエットなどで無理な食事制限をしない!
をおすすめします。
私の知る限りでは、上記の項目を日常的に行っている方がかなり多い・・・(特に若い女性の方)。
とにかく自律神経を乱れない生活を送ることが大切です。
日々の生活習慣を見直してみましょう。
■まとめ
今回は「便秘」についてお伝えさせていただきましたが、
便秘の予防・改善は、普段からの生活習慣が大きく影響するという事をまずは頭の隅に入れておいてください。
偉人の名言ではありませんが、「便秘も1日にしてらなず」ということですね。
適切な
・筋力トレーニング
・有酸素運動
・食事
・生活習慣
を習慣化する事が何より大切であると思いますし、今日からいきなり全部を生活の中に取り入れることは大変です。
継続できなければ意味がありませんからね。
当ブログをお読みいただき、何か一つでも皆様の行動に変化があればとても嬉しく思います。
私たちが運営する所沢の「スポーツジムわらわら航空公園店」でも、便秘の解消方法ご案内をさせて頂いておりますので、便秘を解消したい!!便秘を予防したい!!という人はぜひお越しくださいね。