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2020.11.05

「冷え性」には様々な種類がある!?

朝や夜はすっかり冷え込み、いよいよ寒い季節の到来ですね。

寒い季節の到来と言えば、「冷え性」に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

以前、

≪ 過去の記事:あなたの「冷え症」対策、本当にそれでイイの?? ≫

でも「冷え性」についてお伝えしたことがありました。

皆様は「冷え性」対策は万全ですか?

もしかしたら、あなたのその冷え性対策、間違えているかもしれません。

なぜなら、一言に「冷え性」と言っても、冷え性にも様々な種類があるからです。

「一生懸命冷え性対策をしているのに、全然改善されない、、、」

というお悩みの方はいらっしゃいませんか?

そのような方へ、今回は冷え性の種類と、それぞれの改善方法や対策について詳しくお伝えしたいと思います。

■冷え性とは

冷え性になると、

「暖かい部屋にいても手足が冷たい…」
「布団の中でも手足が冷たくて眠れない…」

という症状が起こります。

冷え性を一言で言うと、

「人が寒さを感じないはずの温度なのに、身体が冷たく(寒く)て辛い症状」

と、なりますかね。

また、冷え性を感じたとき、体温は正常だったり、冷たい(寒い)と感じる個所を触っても、冷たくはなかったりすることも多いみたいですね。

そしてこの冷え性は、

・肩こり
・腰痛
・頭痛
・膀胱炎
・生理不順
・免疫力の低下
・アレルギー
・肌荒れ
・むくみ
・イライラ
・不眠症

などを引き起こす原因とも言われています。

■冷え性のタイプ:①全身が冷える「全身冷え性」

身体の熱生産が低下すると、新陳代謝が低下してしまいます。

新陳代謝が低下すると、全身が冷えてしまうんです。

この「全身冷え性タイプ」は、食欲の減退や疲労感、倦怠感が生じやすいと言われています。

また、「全身冷え性タイプ」の方は、手足や内臓も冷えていることが多いのも特徴です。

◇改善方法や対策

・規則的かつ適量の睡眠
・適切適量の有酸素運動(ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳など)
・適切適量の筋力トレーニング
・胴体や大きな血管がある部位を冷やさない(ネックウォーマー・腹巻など)
・冷たい飲食物を避け、暖かい物や身体を温めるものを口にする(ショウガやネギなど)
・規則的に栄養バランスの取れた食事を摂る

■冷え性のタイプ:②手足が冷える「四肢末端冷え性」

細く細かい血管が張り巡らされている手足。

その為、手足は血液循環が滞りやすく、熱が届きにくい部位です。

この「四肢末端冷え性」は、手足に冷えを感じる種類の冷え性のこと。

疲労やストレス、筋肉量の不足、不摂生による自律神経の乱れ、無理なダイエットなどが原因と言われているんです。

また、この四肢末端冷え性になると、しもやけや肌荒れ、生理不順などの原因になりやすく、10代から20代の若い女性に多いんだとか。

◇改善方法や対策

・適切適量の有酸素運動(ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳など)
・適切適量の筋力トレーニング
・熱すぎず、ぬるすぎない湯舟での入浴(足湯なども効果的)
・早い就寝(寝る前のパソコンやスマートフォンの使用は極力避ける)

■冷え性のタイプ:③下半身が冷える「上熱下寒冷え性」

この「上熱下寒冷え性」は、血液の循環が滞ったりすると、上半身は熱いのに(正常なのに)、下半身は冷えている状態になる冷え性です。

顔や手などが火照っていたりする為、中には気づかない方もいるんだそうです。

憤り、頭痛、顔や手の火照り、首や肩こり、肌荒れ、生理不順、便秘などの原因となる事もあるんだとか。

◇改善方法や対策

・リラックスできることを行う(深呼吸・ヨガ・読書など)
・下半身を温める(入浴・足湯・半身浴など)
・下半身の筋肉量を増加させる
・長時間同じ姿勢にならない
・冷たい飲食物を避ける
・暴飲暴食を避ける

■冷え性のタイプ:④ストレスで冷える「体感異常冷え性」

この「体感異常冷え性」は、ストレスなどが原因で自律神経が乱れてしまい、血液循環が悪くなり冷えを感じるタイプの冷え性です。

このタイプの冷え性は、不眠、集中力の低下、憤り、食欲低下、胃痛、息苦しいなどの原因になることも。

◇改善方法や対策

・ストレスを溜めない、発散をする(友達と会う・運動をするなど)
・リラックスできる時間を作る(入浴・アロマ・好きな音楽を聴くなど)
・リラックスできる環境で深呼吸をする
・長時間のスマートフォンやパソコンの利用は避ける
・適切適量の有酸素運動(ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳など)
・適切適量の筋力トレーニング

■まとめ

今回は「冷え性には様々な種類がある!?」をテーマにお伝えさせていただきました。

一言に「冷え性」と言っても、様々な種類の冷え性があることをお判りいただけたでしょうか。

① 全身が冷える「全身冷え性」
② 手足が冷える「四肢末端冷え性」
③ 下半身が冷える「上熱下寒冷え性」
④ ストレスで冷える「体感異常冷え性」

もし、冷え性でお悩みの方がいらっしゃいましたら、まずはあなたがどの種類の冷え性なのかを確かめ、最適な改善方法をお試しください。

ですが、それでも解決されない方や、現在、深刻な症状にお悩みの方は、是非専門機関での受診をして頂ければと思います。

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