■「オートファジーダイエット」とは？？

オートファジーダイエットは、

「8時間ダイエット」

とも呼ばれています。

これは「プチ断食」で有名なファスティングダイエットの一種であり、

8時間以内に1日のすべての食事をとる食事法のことで、

「食事をしない時間を増やす」

ことを目的としたダイエット法なんですね。

◆オートファジーダイエットの方法◆
① 8時間以内に1日のすべての食事をとる
② その後16時間は何も食べない（水はOK！）

食べられるのは一日のうち8時間だけなので、やり方はとっても簡単ですよね。

そして、その8時間が経過したら、残りの16時間は何も食べない！というのがオートファジーダイエットの特徴です。

「えっ！16時間も何も食べないなんて…。」

と、お思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ですが、睡眠時間も含めて16時間です。

そう考えると、きっと8〜9時間くらいですからね！

この、とっても単純で簡単なダイエット方法というのが人気を集めている秘密となっています。

■「オートファジーダイエット」の注意点！

1日の内で、8時間以内は三食食べてもO K！というのが嬉しいですよね。

ですが、何を食べても良いわけではありません。

勿論、暴飲暴食はご法度です。

理想は

・食物繊維を摂ってから糖質類を摂李、血糖値の上昇を抑える食事
・なるべく栄養価が高く、高カロリーなものは控えた食事

でしょうか。

やはり、目的はダイエットですので、糖質は控え、野菜やフルーツを多く取り入れた食事をおすすめします。

■「オートファジーダイエット」のココがすごい！

まず、このオートファジー (Autophagy)という言葉の意味は、

細胞が持っている、細胞内のタンパク質を分解するための仕組みの一つであり、古い細胞を、体内で新しく生まれ変わらせる機能のことなんだとか。

タンパク質で作られた細胞は、日々の生命活動の中で、劣化し壊れます。

劣化し壊れた細胞の多くは、体外へと排出されますが、中には排出しきれなかったものも。

その排出されなかった細胞が溜まり、身体の不調や病気の原因となるんだそうです。

だから、このダイエット方法のすごいところは、

「16時間の食べない時間」を作ることで、「オートファジー」の機能を活性化させてくれるという点になります。

オートファジーが活性されると、

●エネルギー産生が盛んになる
●高血糖コントロールの改善
●総コレステロール値が低下
●空腹感が抑えられる
●体内の炎症を抑える
●オートファジーが活性化する
●腸内環境の改善

などの効果が得られるそうです。

■もし、どうしてもお腹が空いてしまったら・・・

今まで、好きな時間に好きなものを食べていた方には最初から16時間何も食べないのは酷ですよね。

ですが、ご安心ください。

そのような方でも成功する方法がいくつかあります。

以下に記載しますので、ご自身に合った方法をお選びくださいね。

◆どうしても食べたくなってしまったら

その①「ガムを噛む」：何か口の中に入れることで気が紛れることも。ですがやはり、砂糖は不使用なものをお選びいただき、ノンシュガーと言えど、糖分は糖分ですのでできる限り摂取は避けるようにしましょう。

その②：「歯を磨く」：これも、気を紛らわす方法の一つです。人は何かに集中することで空腹を忘れることを利用した方法です。また、口の中がリフレッシュし、「せっかく歯磨きしたんだから…」という心理も働くため、意外と効果的です。

その③：「少量のナッツ類はO K！」：ナッツ類は、腸内環境を改善してくれたり、脂肪燃焼を促進する、ｎ-3系不飽和脂肪酸を多く含む嬉しい食材です。また、ナッツ類は食べると満腹感が得られ、腹持ちがいいというメリットもあります。ただし、意外とカロリーは高め。食べ過ぎにはご注意です。

■まとめ

今回は「オートファジーダイエット」をテーマにお伝えさせていただきました。

現代人の1日三食という食事は、実は食べ過ぎになる可能性が大いにあります。

カロリーオーバーの食事は、糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満、動脈硬化、ガンなど、現代病である「生活習慣病」と親密に関係しています。

8時間のうちにしっかり食べて、胃腸を休ませ美容と健康を手に入れられるこの「オートファジーダイエット」を是非、お試しください。

この年末年始、食べ過ぎてしまった…。

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