■おさらい!：「筋力トレーニングのメリット」

これまでにも何度かお伝えさせていただいておりますが、筋力トレーニングを行うと主に

・筋肉量の増加
・筋力の増加
・基礎代謝量の増加
・姿勢の改善
・肩こり腰痛などの障害予防・改善
・幸せホルモンの増加
・消化器官の機能改善・促進

などの効果があると言われています。

特に、ダイエットを目的とされている方にお伝えしたいのは、基礎代謝量が上がると言うことです。

基礎代謝とは、静止している時や、就寝中など、何もしていない状態でもエネルギーが消費されている量のことです。

筋力トレーニングによりこの基礎代謝を上げることで太りにくい体質になったり、有酸素運動をしたり、食事制限をした際に

「痩せやすい身体」

にしてくれるわけなんですね。

■ここからが本題！「筋力トレーニングの一次的効果」

筋力トレーニングの効果を先にお伝えしましたが、実はもう少し筋力トレーニングの効果は奥が深いんです。

実は、筋力トレーニングの効果には

「一次的効果」と「二次的効果」

があることをご存知でしたか？？

筋力トレーニングの一次的効果とは、

○筋力の向上：筋が収縮するときに生まれる力のことです。
○筋持久力の向上：繰り返しの負荷を何回続けられるかという筋肉の持久力のことです。
○パワーの向上：筋肉が素早い動きの中でどれだけ強い力を発揮できるかを表すものです。
○筋肥大：筋線維が肥大し、体積が増加することを指します。

これらが比較的短期間で現れることを指します。

※ここで特に女性の方に誤解していただきたくないのは、よほどの頻度で高強度の筋力トレーニングを行わない限り、筋肉が肥大することはあり得ないと言うことは忘れないでください。

私たちのスポーツジムにご入会された方の多くは、ご入会されて初日に行う筋力トレーニングの負荷は5kgや10kgkaといった低負荷で行っていただきます。

最初はこの5kgや10kgといった低負荷でのトレーニングも、少し重たいと感じられます。

ですが、ご入会後、1週間も経過すると、15kgから20kgでも問題なくトレーニングを行うことが可能になるんです。

このような身体の変化を一般的に筋力トレーニングの一次的効果と呼びますが、これらの効果だけでは本当の意味での筋力トレーニング効果とは呼べません。

よく、

「筋力トレーニングは継続が重要」

と言われますが、それは筋力トレーニングには

「二次的効果」

があるからなんです。

■コレが大切！「筋力トレーニングの二次的効果」

これまでに筋力トレーニングを行ってから比較的短期間で得られる効果をお伝えしましたが、筋力トレーニングを行う方のほとんどは

筋繊維を増加させたり、筋力を増やしたりすることが目的ではありません。

特にダイエットを目的とした方は痩せることが目的であるため、一次的効果だけでは不十分ということになります。

ですが、私たちがダイエットに励まれる方へ筋力トレーニングをおすすめする理由は、一次的効果を経た後、

○プロポーション（姿勢や体型）の改善
○肥満の改善・予防
○生活習慣病の改善・予防
○スポーツや競技におけるパフォーマンスの向上
○整形外科的な傷害の改善・予防
○ロコモティブシンドローム（生活動作・運動器症候群）の改善や予防
○骨密度の増加

などといった、二次的効果が期待できるからなんです。

これらは一般的に、個人差はありますが

・一次的効果：運動開始後、約1週間から3ヶ月間
・二次的効果：運動開始後、約３ヶ月間から６ヶ月間

で表れると言われています。

だから私たちのようなスポーツクラブのご入会キャンペーンは

「○ヶ月以上継続していただける方」

が条件になっているわけなんですね。

■まとめ

今回は「筋力トレーニングの一次的効果と二次的効果」をテーマにお伝えさせていただきました。

ダイエットをお考えの方の多くは有酸素運動や食事制限を優先的に行いがちです。

ですが、その有酸素運動や食事制限を効果的にしてくれるのが筋力トレーニングとなります。

○プロポーション（姿勢や体型）の改善
○肥満の改善・予防
○生活習慣病の改善・予防
○スポーツや競技におけるパフォーマンスの向上
○整形外科的な傷害の改善・予防
○ロコモティブシンドローム（生活動作・運動器症候群）の改善や予防
○骨密度の増加

もし、これらの効果を手に入れたいとお考えの方は、是非本日お伝えしたことを基に、筋力トレーニングを実践してみてください。

運動が得意な方も、苦手な方もお一人お一人に合わせた運動や食事のアドバイスを行っておりますので、所沢市にあるトータルフィットネスクラブわらわら航空公園店へお越しください。

≪ 前の記事：運動を継続するためのコツとポイント ≫
≪ 次の記事：筋力トレーニングの頻度は「超回復」が鍵！≫