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筋力トレーニングの頻度は「超回復」が鍵!
今回も前回に続き、「筋力トレーニング」についてのお話です。
私たちが運動を行う理由は様々ですが、私たちが所沢市で運営するスポーツジムのお客様のほとんどは、運動不足の解消と、ダイエットを目的とされています。
したがって、私たちトレーナーは、有酸素運動と筋力トレーニングの運動メニューをお伝えすることになるんですが、その際によくいただく質問は、
「筋力トレーニングは毎日行った方がいいの?」
というものです。
有酸素運動は、適度な強度と時間であれば毎日行っても問題はないため、毎日のルーティーンにされている方も多いですよね。
では筋力トレーニングは??
これ、意外と知られていませんよね。
今回は、筋力トレーニングの頻度について詳しくお伝えしたいと思います。
■運動の理想な頻度とは?
運動の頻度については、過去に当コラムにてもお伝えさせていただきました。
≪過去の記事:運動は毎日やらないと意味が無い??≫
適切な運動強度と時間であれば、毎日行うことには問題はありません。
・毎日○㎞ジョギングする。
・毎日○歩を目標に歩く。
・毎日出勤前にプールで○分水泳を行う。
・毎日お風呂上がりにストレッチを行う。
などなど。むしろ、とっても健康的ですよね。
ですが、今回の題材の
「筋力トレーニング」
についてはどうでしょうか。
答えは…
一概にYESともNOとも言えません(汗)
詳しくはこの後ご説明します。
■筋力トレーニングの原理
一般的な筋力トレーニングをすごく簡単に説明すると、
① 負荷を用い、筋肉の繊維を傷つける
② 食事やサプリメントで栄養を取り入れる
③ 休養時や就寝時に成長ホルモンが筋繊維を修復する
となり、これの繰り返しで筋肉が太くなったり、筋力が強くなったりするわけなんですよね。
なので、
・軽すぎる負荷での筋力トレーニング
・極端な食事制限をしながらの筋力トレーニング
・回復の時間が無い生活
などはN Gであることがお分かりいただけると思います。
○負荷:少し翌日に筋肉痛が生じる負荷
○食事:タンパク質を多く含む食材やサプリメントの摂取
○休養:十分な休憩や睡眠時間を確保し、成長ホルモンの分泌を促進
を心がけてください。
■理想的な筋力トレーニングの頻度
やはり、筋力トレーニングを始めたばかりの方は、やる気と気合いに満ち溢れていることもあり、毎日行ってしまう方も少なくありません。
また、長きに渡り運動を継続している方は、毎日できる負荷での実施になってしまい、どうしても低負荷でのトレーニング傾向にあるように思えます。
せっかく筋力トレーニングを行うのであれば、適切な強度は保たなければなりません。
よって、毎日の筋力トレーニングはあまり効果がないと言われているんです。
先ほどご説明したように、筋力トレーニングのポイントは
○負荷:少し翌日に筋肉痛が生じる負荷
○食事:タンパク質を多く含む食材やサプリメントの摂取
○休養:十分な休憩や睡眠時間を確保し、成長ホルモンの分泌を促進
です。
そして、今回の題名にもあるとおり、筋力トレーニング後、十分な栄養と休養を取ることにより過去の筋肉・筋力よりも強くなるサイクルを
「超回復」
といいます。
「超回復」とは具体的には筋力トレーニング後の約48〜72時間のことを指します。
この間に「栄養や食事」と「休養・睡眠」によって得た回復により、筋肉が修復し、トレーニング前の筋肉よりも強くなろうとするわけですね。
したがって、この「超回復」が生じない筋力トレーニングは、決して効果的では無いことがお分かりいただけると思います。
筋力トレーニングの理想的な頻度は
「最低2日間はトレーニングをした部位を休められる頻度」
ということになりますよね。
ですが、先に
Q.筋力トレーニングは毎日行っても良い?
の問いに、
「一概にYESともNOとも言えません」
とお伝えした理由は、
今日は下半身、明日は上半身という具合に、使用する筋肉の部位を変えれば問題はないと思うからです。
もし、1日で全身をくまなくトレーニングを行う場合は、週に2回程度になってしまうかもしれません。
全身の筋力トレーニングはとても効率的ですが、多くの時間と集中力を要します。
ですので私が運動初心者や、女性の方にお勧めする筋力トレーニングメニューは、日々部位別に実施し、筋力トレーニングに対しての「飽き」を防止したり、運動頻度を高め「運動習慣」の促進を目論無物となります。
運動頻度はあくまでも「継続」しやすいのはどちらか?を優先しお考えいただければと思います。
■まとめ
今回は「筋力トレーニングにおける超回復」をテーマにお伝えさせていただきました。
我が国日本はまだまだ筋力トレーニングに対しての知識や常識が周知されていません。
より筋力トレーニングを効果的に実践するためには
○負荷:少し翌日に筋肉痛が生じる負荷
○食事:タンパク質を多く含む食材やサプリメントの摂取
○休養:十分な休憩や睡眠時間を確保し、成長ホルモンの分泌を促進
という
「超回復」
サイクルを起こしましょう。
ダイエットや健康的な身体を手に入れたいとお考えの方は、是非本日お伝えしたことを基に、筋力トレーニングを実践してみてください。
運動が得意な方も、苦手な方もお一人お一人に合わせた運動や食事のアドバイスを行っておりますので、所沢市にあるトータルフィットネスクラブわらわら航空公園店へお越しください。
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